平面主義(半音ズレてる)

低いところで安定したい。

DMM製のソーシャルゲームをプレイしてみた話

あ、艦これの話はしないのですみませんが、はい。

 

「大冒険!ゆけゆけおさわりアイランド」

というタイトル*1ですね。普通にR-18のゲームで、はてブのガイドライン的にリンク貼るのは躊躇われるので、各自ググってください。

前々からDMMには会員登録していて、ブログ巡回していた際に広告出してたソシャゲもプレイしたことはあるのだけど、「これに金払うならモバマスやりながらpixiv巡回すればいいな」という結論に達して放置してた状態。

今回も同様に広告から入ったクチなのだけど、現在抱えてる仕事の関係もあって、とりあえず「同人エロゲ一本分ぐらい」のお金を初期投資にしてプレイしてみたのが、今月入ってからの話。

 

ゲームの遊び方
  • 体力(時間回復。レベルアップで増加)を消費してクエストを消化、ボスを倒してカードを手に入れる
  • 気合(時間回復。最大値5固定)を消費して他プレイヤーに殴りかかる。
  • クエスト消化中に特殊ボスとエンカウント。気合を消費して倒す形
  • 月間対人バトル勝利数やイベントで上位取ると報酬

とまあ、だいたいテンプレ的なソーシャルゲームの形式かな、と思います。

キャラクターのイラストも特別綺麗というわけでもない*2ので、DMM製(≒えろ系)であるということを推していく感じになりますね。

 

他のゲームとの差異点

では何を「ウリ」にしていくのか、という話になるわけですが。

一番大きな特徴としては、PCユーザーを切り捨てて対応機種をスマートフォンだけに絞り、タッチに重点を置いている点でしょう。

運営から配布、あるいは販売されるアイテムは、体力を回復するもの、気合を回復するもの、イベントを有利に進めるものの他に、専用のミニゲームをプレイするためのものがあります。

ミニゲームと言っても、キャラクターの立ち絵をひん剥いて、アイテムを消費してタッチすると胸が揺れてゲージが溜まり、100%になるとボイス解放、というflash時代の遺産みたいなものですが。

昨日のメンテでは試験的にフリック(引っ張って離すと引っ張った方向に揺れる)機能っぽいのが実装されていたので、まあいろいろと手探り状態なんだとは思います。

 

課金誘導の仕方

本題みたいなもの。

イベントを有利に進めるアイテムや、体力回復アイテムに関しては他と大して変わらないので割愛。むしろプレイヤー間のトレード機能が無いぶん、回復アイテムにそこまでお金をつぎ込む理由はあまり無い。

このゲーム、レアリティが全部で6段階あって、カードによって初期値とどこまでレアリティを上げられるかが異なる。

5段階目、6段階目まで上げられるカードは、その段階まで進化させると一枚絵*3が解放されるのだけど、レアリティを1段階上げるためにはそのカードが4枚必要になる。

当然、その手のレアカードは入手方法が限られていて、クエスト消化で手に入るボスキャラクターも普通にやると1キャラ3枚しか手に入らないので、一枚絵を見たい場合はどうにかやりくりをする必要がある。

こういうソシャゲにはお約束のようにガチャがあって、このゲームも当然のようにイベント時に攻撃力が上がるようなカードをガチャに置いている。n連ガチャを回すと一枚このカードが確実に出ますよ、ということになっているから、そういうカードはお金を積むと確実に手に入る。

もう一つ、おそらくDMM製のソシャゲのお約束として再会系ガチャというものがあって、これを回すと「それまでに所有したことのあるカード」からランダムで出てくる。このガチャを回すためには特殊ボスを倒す必要があるのだけど、特殊ボスは倒すごとにHPや攻撃力が増えるので、大量に手に入れるには気合回復アイテムを買うしかないわけだ。*4

無論、カードプールが増えるほど特定のカードを引ける確率は減るわけで、欲しいカードはそう簡単には引けない仕様にはなっている。

その他に、いわゆるメタモン的な、どのカードでも進化の段階進められるよ、という効果のカードがレアリティごとに存在していて、イベントの報酬とかになっている。イベント上位報酬とかは基本的に一人一枚までしか配られない様子なので、それを進化させるにはこういうカードを集める(≒次以降のイベントも力を入れる)必要になるらしい。

そんなわけで、基本的に5、6段階目まで進化できないカードは産廃扱い・レベル上げの餌になる。*5あくまでも「一枚絵とボイス、おさわり要素」を重視しているのだろう。

 

 

ざっくりまとめ

ざっと遊んだ感想としては、黎明期のエロソシャゲよりは幾分遊べる出来にはなったかな、というところ。*6

苦言を呈すると、登場する女の子はえっちなモンスター(迫真)とか銘打っておきながら、半分ぐらいどう見ても女子校生です本当にありがとうございましたみたいなのがいるのはどうかとは。その辺はイラスト発注の兼ね合いなのかなと思うけど。シチュ考えるの大変だしね。

あと、解放されるボイスの数は固定されているので、一枚絵と全然関係ないシチュのボイスとかがあるのも玉に瑕ではある(一応、全ボイスを解放するとおまけボイスが追加、みたいなのがあるので全解放推薦ではあるらしい)。

どうやってお金を回収してるんだろう、というのを調べる動機で始めてみて、3000円ほど使ってみたけれど、今後も続けるかどうかは未知数。艦これほどではないにしろ、やはりソシャゲはお金以外に時間もそれなりに吸われる代物なので、こればっかりやって仕事しないわけにもいかないのだ。

ただ1キャラ500円のボイス付CG集と考えればこんなものかなという感じもするし、今後機能が追加される可能性も無くはなさそうなので、定期的にログインして情報は集めるつもりではある。*7

なんだかステマ記事みたいなことになってしまったし、ブログ立ち上げて最初の記事がこれっていうのは我ながらどうなのという雰囲気ではあるのだけど、まあ、仕事に必要な研究、ということで一つ。

*1:なんとも頭の痛いタイトルだけど、まあソシャゲのタイトルなんてそんなもんかもしれない。

*2:というか、オリジナル美少女モノのソシャゲは仮想敵であるモバマス・グリマスが化け物すぎてかわいいだけでは生き残れない

*3:基本的に本番。シチュは探せばまとめられてるだろうけど、解放されるまでどんな絵か分からない

*4:一応仲間と協力して殴りあう形式にはなっている

*5:実際立ち絵の気合の入れ方(金のかけ方)が違うとは思う。

*6:艦これ? あれはDMM内でもカテゴリ違うゲームですし……

*7:そもそもスマホでエロゲやるならPCで同人エロゲでもやれば?という話ではあるのだが、モバマスに6桁は確実に課金してる筆者がそれを言うと巨大なブーメランになって刺さるので自粛。